本とタイミング
娘の部活の送迎がおわり
家事を済ませて
朝から珈琲店へ行こう、と決めていた
まだ途中までしか読んでいなかった本
この本を購入したのは3年前
しかし初めの数ページを読んだところで
止まってしまい
それからはなかなか手に取ることはなく…
3年後の今
どうしても読みたくなって再び手に取る
あれから3年の月日が経ち
その間に魂を揺るがすくらいの怖い体験をしたり
夫との関係にも変化を起こし
子どもたちがそれぞれ成長して
私の心の中にも変化がおこり
今だからこそ読むべきときがきたんだな、
そう思った
本をカバンに入れて珈琲店へ向かう
開店と同時にお店に入る
マスターのオリジナルブレンドは
なんとも言えない独特の風味
店中に広がるのは豆を焙煎した深く甘い香り
脳の中までしびれるくらいの癒しと快感
手作りクリームブリュレを少しずつ口にしては
コーヒーで流し
その感覚を楽しみながら
ページを開いた
読みながら
飲みながら
何度、深〜く深呼吸したことか…
もう一杯おかわりをした
やがて最後のページというところで
ココロに突き刺さる文があり
自然と涙が出た
まさに今年に入って
体験し体感したことが書かれてあった
この長い休み
有意義に過ごしたい